先へ進めど視界は変わらず 白き無明に苛まれる 規則正しい足音に 耳を塞ぎながら 秩序優先の世界で 腐敗していく瘦躯は何を思い続く いつか止まる鼓動する 誰かの拍子で刻まれたまま 燃え盛る零度の中 私を見つけた この痛みも責任も私だけのもの 祝福されることは無かろうと 名残なぎ薄氷へ 次の一步が奈落でも 步みは止めない