孤独の中指した光 君の呼吸が耳に届いた 溢れ出す想いの涙 広がる波紋 恋と気づいた はじけた花火が 季節の終わりを告げた 背伸びした夕日の影 昨日とは違う私のこと見つけた 手を伸ばせば 唇に手が届きそうだけれど 滲んだ私を 強くきつく抱きしめた 紅葉の葉が 紅く染まりゆく未来 「生きる楽しさ」に心も色づく 秋の風に届けられた ホントノキモチを、そっと。 色をなくした世界から 君が救い出してくれたんだ あの日見上げた星空に こっそり涙 一粒秘めて 朱く染まる木々 ふたりの恋も色づく ゆっくりと歩く道を 幸せの欠片つなぎ合わせ導く 寄り添い合う運命は いつしか重なり合った 無数の未来をひとつひとつ確かめて ねぇ、あと少し 近づいてもいいですか? 遠回りしたから強く繋がった 心の奥隠してきた ホントノキモチを、ぎゅっと 手探り寄せた糸も、そっと紅く染まった 今、駆け出す鼓動 このままで居させた 手を伸ばせば 唇に手が届きそうだけれど 滲んだ私を 強くきつく抱きしめた 紅葉の葉が 紅く染まりゆく未来 「生きる楽しさ」に心も色づく 秋の風に届けられた ホントノキモチを、そっと。