昏い窓の外 深くため息一つ 雨模様の空は少し 見飽きてしまったけれど 耳を澄ませば 雫音が聞こえて 水面に響く波紋を 思い浮かべる そしたら心の奥底に 染み渡る様な気がして 憂鬱な気持もすっと まがし去って行くのです 大きく背伸び落ちて 視線が時計へ向かう ずっとやりたがたごと そろそろ始めてみよかな 意外とこんな空も 嫌いじゃないかもね 思わず呟いて 窓の方へ近づいてみる 昏い窓の外 もう一度覘けば 変わらない筈の景色が 儚げに映る 始めて見る表情に 心を奪われて まるで恋をしたかの様に 胸が高鳴る 心筈のせいなら お出かけの準備 新品のlemon juiceも せかく出し配茶も 意外とこんな空も 悪くないかもね とりあえず歩き出す めぐり愛を求めて スカートの裾が気になって 今は帰りたくないから あの宿り瞳閉じれば 星空の様な音色で 彩られる 雨音重なり合って じぇれなっで紡ぐ 華をやかにはみえんぐして ポジェルトに早変わり 意外とこんな空も 楽しいかもね 口元揺らませて なんどなく言いてみる たまには雨もいい日かな 空へ向かって