窓の外を眺める いつのまにか降り止んだ雨 ぼくのちいさな声はいつか君に届くの? 夏草は風の吹くまま緩やかに揺らぐよ 大切にしまっておいたオルゴールの音にのって 数えきれないぼくの記憶は雲の合間に包まれていく 消えそうな大きな夢をこめた小さなクローバー 哀しくなるほどに赤い沈みかけた夕日にかざそう いつまで経っても鮮やかに残るように 遥かな願いを音符にのせて伝えよう