[00:00.000] 作曲 : ナブナ/n-buna [00:00.344] 作词 : ナブナ/n-buna [00:01.32]毒を飲み込む前に [00:05.66]五畳の一間で、夏を見下ろすように [00:14.88]あの日のことを思っている [00:27.25]「春の河原の前を歩いたあの日は、 [00:46.35]夜を忘れるような陽の射す [00:55.30]河川のベンチには眠る、誰か。 [01:00.81]まるで黒檀だった。黒い髪、眠った春がいた。 [01:06.41]まだ心臓に残ってる毒が、 [01:09.20]嗚呼、狂ったみたいに胸を突いていた。」 [01:14.01]咲いて snow white 今日も笑って泣いてもう、 [01:17.12]もう一回僕らの長い人生に気取ってキスしたら [01:22.95]最低な、愛な、甲斐性なしな論理で [01:26.29]もうちょっとだけ忘れる努力とか [01:43.24]「毒を飲み込む前にあの頃のことを [01:52.47]人並みにもなれずに歩いた僕の、今までのこと。 [02:07.24]嫌いになったのは夢と明日。 [02:11.90]誇れるものなんて肥大した自尊心だけだった。 [02:17.21]春に出会ったあの人の顔だけ。覚えてる筈が胸に霞んでいく。」 [02:23.77]そうだ snow white 泣いて 気取ってないでもう、 [02:27.93]もういいよ、貴方の記憶なんか笑って手を振れよ [02:34.65]最低だ 死んでしまうなら今日だと思った [02:37.05]もうずっと誰に期待もされぬまま [02:42.03]水差しを窓に置いて くすねた毒を注いで [02:47.95]乾いた紙に綴った 「結局僕には何もなかった」 [02:52.43]全てが虚しくなって 紙切れを空に放って [02:55.18]毒水を口に含んだ [02:59.36]貴方のことを思い出した。 [03:04.39]snow white 泣いて笑って憂いて [03:06.84]もうなんで貴方の眠ってる顔が浮かんで消えなくて [03:12.63]最低だ [03:14.62]咲いて snow white どうか笑って泣いてもう、 [03:24.93]もう一回僕らの長い人生に気取ってキスしたら [03:30.77]最低な、愛な、甲斐性なしな論理で [03:34.17]もうちょっとだけ貴方を探せたら [03:38.87]もう一歩だけ歩いてみれるかな [04:12.22]毒を吐き出すように