[ti:] [ar:] [al:] [00:00.000] 作词 : Aomaya [00:06.12] [00:55.19]薄雲明ける刻に 咲いた朝顔 [01:04.22]少女は 清き水に足を浸して [01:13.99] [01:32.60]去りゆく胡蝶見やりて 帯を揺らし [01:42.32]揺れ落つ露滴を その身に受ける [01:51.60] [01:51.91]指折り数えて祈った ここから這い出せるように [02:01.18]幼き悲しき想いは 時を越えてやがて消える [02:11.80] [02:12.96] [02:13.22]夕霧霞む闇に 漂う蛍 [02:22.62]静かに羽を燃やし 歌う鈴虫 [02:32.00] [02:32.23]浮かべた灯篭には 蜻蛉が舞い [02:41.29]横笛 木霊する謳 闇を照らす [02:50.83] [02:51.13]風に揺らされた鬼火は わたしの命の灯火 [03:00.30]澪標を頼り歩く 彷徨うは夢浮橋 [03:09.98] [03:10.23]回る回る風車の 憧れた花の散る里 [03:19.25]夜露の踊りし水面に たゆたうは空の浮船 [03:28.60] [03:38.43] [03:55.12]薄雲明ける刻に 閉じた夕顔 [04:04.35]心に咲いた其れは まるで宿木 [04:13.91] [04:14.03]幾年も前に見捨てた 手に触れられない空蝉 [04:23.37]明日の明日のまた明日にも 迎えの明石はないまま [04:32.62] [04:32.71]正答などない絵合 それさえも今は幸せ [04:42.25]虛ろな篝火吹き消し 信じればここが花宴 [04:51.72] [04:51.97]憎くてそれでも愛しい わたしの生まれたこの場所 [05:01.21]風に揺らされた鬼火と 水の音だけあればいい [05:15.04] [05:15.41]彷徨うは夢浮橋 [05:25.17]