[00:01.63]弔う千羽の鶴が織り成す [00:09.35]淡く儚く朝焼けに願わくは [00:17.17]どうか、幼きあの子達が迷わぬ様に [00:25.73]光り導き風に乗せた言の葉 [00:33.24]風に舞う [00:39.74] [00:51.92]霜降る年の悴む指先に触れた小さな掌に幸せを想う [01:02.17]常しえの日々と紛う事なき微笑みは [01:08.48]水沫と消えて儚く散った [01:12.67]水面に落ちた一つの折り鶴がゆらゆら、 [01:19.35]揺らいで寄せては返す波になる [01:23.55]紡いだ弔う千羽の鶴が解けて [01:32.76]淡く儚く朝霧に霞みゆく [01:40.88]どうか、まだ幼きあの子達が還れる様に [01:49.20]光り導き影送り流る [01:55.68]幸せの在り処 [01:59.79] [02:48.37]冷たく冷えた頬を寄せ合い [02:52.61]あやす腕の中からこぼれた微笑みに [02:59.65]明日も明後日も望んだ日は来ない [03:03.67]伸ばしたその手が握り返す 孅さよ [03:12.78]淡く儚く朝焼けに昇り消える [03:20.79]どうか、まだ幼きあの子達へ輪廻の光の幸あらん事を [03:29.34]風凪ぎ澄み渡る空に雲泳いでいく [03:36.63]見上げた蒼 [03:40.51]